外来・中央棟

外来

救急外来(ER)

市立函館病院救急外来では、道南の救急医療の拠点として一次から三次までの救急患者さんの受け入れを行っています。道南ドクターヘリの基地病院、災害拠点病院としてDMAT、プレホスピタルケアに力を注ぐ中、多岐にわたる役割を担い安心・安全に治療を受けられる救急医療を提供しています。walk inで来院される患者さんには看護師によるトリアージを行い、緊急度・重症度に応じた診療を受けられる体制をとっています。突然発症による疾患や事故による外傷など重篤な状態に対して、医師、看護師、多職種が連携を図りチームダイナミクスを意識し、コミュニケーションを大切にしながら患者さん、ご家族に寄り添った救急看護に日々取り組んでいます。

救急外来(ER)

1・2階外来

 地域がん診療連携拠点病院であり三次医療機関である当院の外来には、地域からの紹介患者さん、急な病気や怪我から回復の過程にある患者さんなど1日約700人来院されています。
高度かつ専門的な治療や検査、処置が多く行われており、外来看護師は患者さんのニーズにお応えできるよう日々研鑽を積んでいます。
また、ストーマやフットケアといった認定看護師や専門的な知識をもった看護師により患者さんの療養生活の視点に沿った支援も行っています。
外来という限られた時間の関わりの中で患者さんが安心して医療が受けられるよう他職種と連携を図りながら、思いやりのある心のこもった看護の提供に努めています。

1・2階外来

化学療法室

当院では、外来通院で各診療科の様々な化学療法を行なう患者さんが、安心・安全かつ確実に治療を受けられるよう化学療法室を設置しています。
リクライニングチェア11台、ベッド5台を設置し、長時間の治療も快適に受けることができるように環境を整えています。患者さん一人ひとりの声に耳を傾け、きめ細やかな心配りと専門的なケアで通院での治療をサポートしています。

化学療法室

中央採血処置室

中央採血処置室は全診療科の外来患者さんの採血・点滴・輸血などを行う部署です。整理券番号の呼び出しを行うことにより、取り違えを防止するシステムを導入しています。また、患者さんの確認を徹底し、確実、安心、安全、円滑な採血等を行っています。1日200~400名の患者さんに対し、処置の実施にとどまらず安心して受診できるよう支援しています。

中央採血処置室

中央棟

内視鏡室

内視鏡室では、消化管・呼吸器管における内視鏡検査・治療を年間約7000件行っております。
看護師には、内視鏡の専門知識を持った内視鏡技師が5名在籍しており、その他にも熟練した看護師が7名勤務しております。看護師は患者さんの苦痛や不安を最小限にし、安心・安全に検査・治療を受けて頂けるよう患者さんに寄り添った看護を提供しております。

内視鏡室

放射線科

放射線科は、血管撮影・X線撮影・CT・MRI・RIなどの検査や治療を行っています。医師・診療放射線技師・臨床工学技士など、多職種が連携しチーム医療を行っており、看護師は日々進化する医療と共に知識・技術を習得し、専門性と看護の質の向上に努めています。
少しでも患者さんの不安の軽減ができるよう、主に画像から得られる情報を元にし、患者さんに寄り添い、安心・安全な検査・治療を受けられるよう看護を提供しています。

放射線科

人工腎センター

当センターでは、道南近郊の透析施設と連携し、緊急入院・手術・検査を必要とされる患者さんが、安心・安全な透析治療を継続できるように努めております。また、透析導入時には透析治療を行なう上で必要な食事・水分・運動等の指導を行っています。
エコー下穿刺の導入や個別のシャントマップ(血管の走行状態の記録)を必要に応じて作成し、医師・ME技師と連携のもとシャントの穿刺に役立てています。
災害時における透析施設間の相互協力体制のため、年4回の無線訓練を行なうなど、患者さんの安全を守るために、スタッフ一同で努力しております。

人工腎センター

中央手術棟

道南の基幹病院である当院は年間約3000件の手術を行っており、夜間、休日の緊急・臨時手術にも24時間365日対応しております。
2023年より手術支援ロボット(ダヴィンチ)も導入され、我々も進化し続ける医療技術に対し日々研鑽を積み手術に臨んでいます。
小切開・低侵襲な手術が多くなっていますが、少なからず手術と言う言葉に恐怖や不安を感じるかと思います。我々手術棟看護師は、看護の本質である優しく心のこもった看護の提供を第一に考え、患者さんに寄り添う姿勢で早期社会復帰のお手伝いが出来るようにに心がけています。

中央手術棟