病棟

3階

ICU

当院ICU病棟では、侵襲の大きい手術を受けられた患者さん、さらに重症外傷など高度で専門的治療を必要とする患者さんが入院されます。そのため、24時間体制で専従医師がおり、各科医師と連携しながら治療にあたっています。
また、医師、看護師(集中ケア認定看護師含む)、理学療法士、臨床工学技士など、多職種間で毎日カンファレンスを行いながらチーム全体で患者さんに関わり、専門的かつきめ細やかな医療を提供できるよう努めています。
ICUでは、数多くの医療機器に囲まれて治療を行う環境にあります。特に人工呼吸器装着中は、発語ができないことで意思疎通が困難となり、苦痛や不安が生じていると考えられます。そのため私たちは、常に患者さんやご家族の立場になって考え、苦痛や不安の軽減に繋げるよう日々努めています。

ICU

3階東病棟

3階東病棟は産科、小児科病棟です。産科は道南の地域周産期母子医療センターとして、小児科、麻酔科、救命救急センター等と連携し、正常妊娠からハイリスク妊娠、そして無痛分娩の対応など幅広い看護を行っています。新生児集中ケア認定看護師を中心に助産師、看護師が協力し合い、入院中の母子が安心・安全に過ごせるよう努めています。小児科は小児感染症、アレルギー疾患、神経疾患、小児心身症など多岐にわたる小児疾患のほかに道南のセンター病院として小児救急を担い、救急患者さんの受け入れも行っています。子どもたちの可愛い笑顔や元気を取り戻していく姿に癒やされ、また新しい生命の誕生にも立ち会える、明るく素敵な病棟です。

3階東病棟

4階

4階東病棟

4階東病棟は整形外科と脳神経外科の混合病棟です。整形外科では、FLS検討会(二次的骨折予防取り組み)を立ち上げ、多職種と協働し、後方病院との連携を強化しながら、患者さんにとってより良い治療、看護が行えるよう努めています。脳神経外科では主に回復期の患者さんが多く、安心・安楽に療養生活を過ごしていただけるよう細やかな看護を目指しています。多職種カンファレンスや勉強会を行い、患者さんの思いに寄り添えるよう心がけています。

4階東病棟

ECU(救命救急病棟)

ECUは24時間365日、重篤な救急患者さんを受け入れています。道南地域の救急医療を担っており、疾患は外傷や内科的疾患、心肺蘇生後など多岐にわたります。そのため、高度な専門知識と実践能力を備えた経験豊富なスタッフが医師や多職種と協働し看護を実践しています。ドクターヘリやDMATなどのプレホスピタルケアや特定行為、認定看護師の育成にも力を注いでいます。患者さん一人ひとりが一日も早く危機的状態から脱することができるようチーム一丸となり取り組んでいます。

ECU(救命救急病棟)

4階南病棟

4階南病棟は循環器内科の病棟です。急性期から慢性期の狭心症や心筋梗塞、心不全の患者さんが主に入院されています。検査は心臓カテーテル検査、PCI(経皮的冠動脈インターベンション)、植込み型ペースメーカーやリードレスペースメーカー、ICD(植込み型除細動器)など多岐にわたっています。また先進医療であるTAVI(経カテーテル大動脈弁置換術)を行っている施設です。入院と同時に多職種との連携をはかり、一人ひとり患者さんに寄り添ったケアができるよう努めています。心不全療養指導士の資格を有したスタッフがおり、突然の入院を余儀なくされても安心して療養できる環境と退院後の生活まで支えられる看護を目指し取り組んでいます。

4階南病棟

4階北病棟

4階北病棟は心臓血管外科、呼吸器外科、泌尿器科の混合病棟です。術後管理やバイタルサインが不安定な患者対応など高いスキルが求められます。積極的にタスクシフト・シェアにも取り組んでおり、トレーニングを受けた看護師が術後創部の抜鉤を行っています。医師と協働し、患者さんにタイムリーに治療、処置が行えることが最大のメリットです。また、化学療法やターミナルケアなどがん患者さんへの寄り添う看護を大切にしています。新人教育にも力を入れており、一人ひとりのペースに合わせた丁寧な指導を心掛けています。チームワークを大切にした笑顔で活気あふれる病棟です。

4階北病棟

5階

5階東病棟

5階東病棟は消化器病センターとなっており、婦人科と救命救急科の混合病棟です。
消化器内科と婦人科が多く、術前検査、治療、術後管理、また化学療法と幅広く対応しています。化学療法においては、認定看護師の指導のもと、安心して治療が受けられるよう丁寧な対応を心がけています。緩和ケアチームなど多職種とも協働し、QOLを考慮した看護を実践しています。救命救急科は、患者さんが安心して地域へ戻ることができるよう、他施設と連携を強化した退院支援を行っています。入退院が多い病棟ですが、「明るく・やさしく」をモットーにした優しい雰囲気の病棟です。

5階東病棟

5階西病棟

5階西病棟は消化器内科、救命救急科の混合病棟です。消化器病センターとして、消化器疾患の専門的な治療である内視鏡検査や化学療法、緩和ケアなど幅広い診療に対応しています。繰り返し入院される患者さんにも身体的・精神的サポートを行い、安心して療養生活を送っていただけるよう心がけています。また、救命救急科の後方病棟としての役割を担っており、病状が安定した患者さんの受け入れを行っています。患者さんの状態に合わせたきめ細やかなケアを提供し、「こころの拠り所」となるような病棟を目指しています。

5階西病棟

5階北病棟

5階北病棟は消化器外科、乳腺外科、救命救急科、消化器内科の病棟です。手術や化学療法を受ける患者さんが多く、細やかなケアを行っています。人工肛門造設の患者さんには、皮膚・排泄ケア認定看護師と協力し、生活の質を維持できるよう指導しています。患者さんが安心して自宅へ帰ることができるよう多職種とも協力し合い、丁寧な看護を心がけています。若いスタッフが多く、「これぞ外科ナース!」といった明るいチームワークの良い病棟です。

5階北病棟

6階

6階東病棟

血液内科と脳神経外科の混合病棟です。血液内科は道南地方で唯一、造血幹細胞移植ができる無菌室を完備しており、血液疾患の患者さんへ造血幹細胞移植や化学療法を中心の治療が行われております。また、脳神経外科は開頭手術、経皮的血管内治療、化学療法、放射線治療が行われております。二科共に、急性期から回復期まで他職種と連携し早期退院に向け、調整、支援を行っております。病棟は明るく、和やかな雰囲気で、患者さんは安心・安全な療養環境の中で生活して頂けるよう日々、質の高い看護を提供できるよう努力しております。

6階東病棟

6階北・西病棟

6階北・西病棟は呼吸器内科と結核病棟の混合病棟です。結核病棟は道南唯一の施設となっています。呼吸器内科では主に化学療法や放射線治療の患者さんが多くみられます。急性期から終末期に至るすべての患者さんに対して、寄り添える看護を提供できるよう努めています。多職種とも連携し、個々の患者さんに見合った看護ケアを日々行っています。
結核病棟は、隔離入院となる患者さんの精神的サポートを重視し、安心して治療が受けられるよう心がけています。看護学生の受け入れ、中高生の職場体験、新人看護師の教育など人材育成にも力を入れています。働き続けられるよう、明るく、多様性を認め合える職場環境を目指し取り組んでいます。

6階北・西病棟

6階南病棟

6階南病棟は脳神経内科、耳鼻咽喉科、眼科、口腔外科の混合病棟です。神経難病患者さんの治療や各科手術、化学療法、放射線療法といった幅広い疾患、治療に対応しています。特徴としては在宅支援に力を入れている病棟です。神経難病の患者さんや気管切開、人工呼吸器を装着しながら在宅療養を希望される患者さんに対して、地域と連携し、多職種でカンファレンスを重ね、安心して退院できるよう対応しています。病気を抱えていてもその人らしい生活が送れるよう、環境調整やケアの充実に日々取り組んでいます。意志疎通が困難な患者さんの思いを汲み取り、寄り添える看護を目指し実践しています。

6階南病棟