市看に入学してあっという間に2年が過ぎました。現在3年生になり、実習、国家試験への不安や緊張でいっぱいです。

　市看は、入学式や戴帽式に加え、新入生の仲を深める1日研修や2年生の3月に行く研修旅行、学年交流を目的とした学院祭、現在はコロナの影響で参加はできていませんが港まつりのワッショイ函館の参加など、行事が盛んです。

　行事は、主に自治会2年生が中心となって運営しています。私は１年間自治会長として活動してきました。夏に行われた学院祭では、企画や景品の準備から当日の運営まで、自治会メンバー全員で奮闘したことを覚えています。種目決めや当日のスケジュールなどを決める中で意見が分かれ、悩むこと、大変なこともたくさんありましたが、自治会だけでなく学生全体の協力もあり、無事学院祭を終えることができました。クラスだけではなく先輩・後輩との団結力も深まり、思い出に残る楽しい1日となりました。また、自治会では3年生の国家試験応援として合格祈願の作成やお菓子の差し入れ、国家試験出発日の見送りの呼びかけなどさまざまなところで活動しています。自治会の仕事を行うにあたって、メンバーだけでなく先輩や後輩、先生方など周囲のたくさんのサポートがあってこそ活動ができるということを身をもって体験することができました。

　3年生では今まで以上に実習や国家試験の勉強など、大変なこと、辛いことも多くなると思いますが、周りには仲間や、親身になって学生一人一人をサポートしてくれる先生方がいます。残り１年間、楽しい思い出を作り、国家試験合格に向けてみんなで頑張ります。

自治会長　地蔵 怜奈