道南医療の砦

道南医療の砦
The last fort

道南で唯一、救命救急センターを擁し、二次・三次救急、災害拠点病院、第二種感染症指定医療機関として、患者さんの命と健康を守ります。

当院は、二次・三次救急を担っています

一次救急・二次救急・三次救急のイメージ
救急医療体制は、救急医療機関を重症度に応じて次の通り3段階に分けて対応しています。

初期(一次)救急医療機関

主に入院治療の必要がなく、帰宅可能な患者さんへの対応機関
※かかりつけ医(お近くの診療所)、夜間急病センター

二次救急医療機関

主に入院治療を必要とする重症患者さんへの対応機関。
※病院輪番制

三次救急医療機関

主に二次救急医療機関では対応できない高度処置が必要な重篤患者さんへの対応機関。
※当院:救命救急センター

災害拠点病院

 「災害拠点病院」とは、災害時に多く発生する重篤救急患者の救命医療を行うための病院であり、災害時における医療の最前線となる病院のことです。地震、津波、台風等の災害発生時に災害医療を行う病院などの後方医療機関を支援する機能を有する病院で、役割としては重症・重篤な傷病者の受入および広域医療搬送の支援、局地災害時の医療救護班の派遣等が挙げられます。

救命医療のイメージ

災害派遣医療チーム(DMAT)

  • 災害急性期(概ね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた災害医療派遣チームである。
  • 大地震及び航空機・列車事故といった災害時に被災地に迅速にかけつけ、救急治療を行う。
  • 自然災害に限らず大規模な集団災害において、一度に多くの傷病者が発生し医療の需要が急激に拡大すると、被災都道府県だけで困難な場合に厚生労働省より派遣要請が命ぜられる。
出動要請
  • DMATの派遣は、都道府県、厚生労働省から派遣要請を受けたDMAT指定医療機関より派遣されることで出動が可能である。
  • 活動は平時において都道府県と医療機関との間で締結された協定及び厚生労働省、文部科学省、都道府県、国立病院機構等により策定された防衛計画に基づくものである。

第二種感染症指定医療機関

感染症指定医療機関とは

一般病院で対応するには危険性が高い感染症の患者を収容できる特別な施設です。感染予防法では、感染力・症状の重さから感染症を第1類から第5類に分類され、必要時には政令で指定する指定感染症、新感染症があります。

当院は、2類感染症が治療できる第二種感染症指定医療機関として感染症病棟を有しており、新興感染症発生時には、都道府県等の要請を受けて感染症患者を受け入れる体制を有しております。

感染症指定医療機関のイメージ

二類感染症とは?

  • 急性灰白髄炎(ポリオ)
  • 結核
  • ジフテリア
  • 重症急性呼吸器症候群(SARS)
  • 中東呼吸器症候群(MERS)
  • 鳥インフルエンザ(血清亜型がH5N1)
  • 鳥インフルエンザ(血清亜型がH5N9)