日本糖尿病理学療法学会学術大会の優秀演題賞を受賞しました

リハビリ技術科 竹田昌広理学療法士

 昨年9月、名古屋で開催された第9回日本糖尿病理学療法学会学術大会にて、リハビリ技術科 竹田昌広理学療法士の発表した演題が優秀賞に選出されました。

 「下肢閉塞性動脈疾患における低侵襲血行再建術後の歩行自立度に影響する因子の検討」と題し、足部の創傷や感染状況の把握と早期リハビリテーションの必要性を考察した内容が報告されました。

 当院では、フットケアチームとして、心臓血管外科医、看護師、臨床検査技師、放射線技師、義肢装具士、理学療法士の多職種で連携して患者さんの「歩ける足を守る」ためのチーム医療を行っています。リハビリでは、「歩く力を守る」「生活を護る」ことを専門とし、主に足部の評価や簡易的インソール作成、早期のリハビリテーション介入を行っております。

 竹田理学療法士は「この度の受賞は、私自身に『函病の英知』が収束した結果であり、まさにチームとしての功績です。目の前の患者さんのお役に立つこと、ひいては地域医療の発展のため、今後も尽力していきたいと思います。」と抱負を述べました。