お腹を切らない婦人科腹腔鏡下手術

 vNOTES(ヴイノーツ)とは、腹部に傷が一つもない腹腔鏡手術で、腹腔鏡のカメラや鉗子など全てを膣から挿入し、摘出組織も膣から取り出す術式です。お腹に傷を作らずに手術ができるため、腹腔鏡手術よりもさらに術後の痛みが少なく、早期の社会復帰が可能となります。

 vNOTESは、海外で2012年頃より開始された手術であり、日本においても保険適用の機器が導入され、2020年頃より始まった比較的新しい手術です。

vNOTES手術

 当院ではvNOTESを2024年4月から行なっています。全ての患者さんが対象になるわけではありませんが、従来の開腹手術や通常の腹腔鏡手術でしかできなかった子宮筋腫の手術も、vNOTESで行なえるものが増えてきています。

 詳しくは、当院産婦人科外来までお問い合わせください。

従来の手術との創部比較