MRI部門
MRI検査とは、強力な磁石と電波を使った検査で従来の放射線検査とは異なり被曝なしに全身の情報が得られます。当院では2台のMRI装置を保有し予約制にて検査を行っています。また、脳ドックでは健康診断としても使われており、脳梗塞や未破裂動脈瘤などの発見に威力を発揮しております。さらに、担当技師も常に最新の検査が行えるようにしており、いつ来ても精密な検査が受けられる体制を整えております。
当院使用装置
・MR1:SIEMENS社製MAGNETOM Aera 1.5T
・MR2:SIEMENS社製MAGNETOM Skyra 3.0T
MRI検査を受けられる患者さんへの注意事項
- 検査当日は12番受付にて受付票を受け取った後にMRI検査室へご案内致します。
- 検査実施にあたり金属の持ち込みがないよう更衣など事前に準備を行います。
- 検査の内容に応じて15分〜60分程度の検査時間となります。
- 検査中は動かないようご協力お願い致します。
- 検査依頼時にもご案内がありますが、検査をうけるにあたり、下記の注意事項がございますので、該当する方は各診療科へのご申告をお願いいたします。
検査を受けることができない患者さん
MRI対応型ではない下記の体内人工物がある場合は検査をうけることができません。
- 心臓ペースメーカーや除細動器(ICD)を装着されている方
- 神経刺激装置が体内に埋め込まれている方
- 人工内耳を装着されている方
検査を受けることができない場合がある患者さん
- 脳動脈瘤クリップを入れられている方
- 大動脈ステントやその他体内金属を入れられている方
- 妊婦または妊娠している可能性のある方
- 狭い所が苦手な方など
検査室に持ち込むことができないもの
補聴器・入れ歯・ヘアピン・時計・携帯電話・財布・磁気カード・駐車券・メガネ・ライター・アクセサリー類・ カイロ・エレキバン・金属の付いた衣類・コルセット装具・一部のコンタクトレンズ・一部の貼付剤・その他
造影MRI検査を受けられる患者さんへ
造影剤を使用した検査が予定された患者さんには、[造影MRI検査同意書]の取得を行なっております。過去の造影検査経験の有無、副作用症状の有無、腎機能に関する項目など数項目ありますので申告をお願い致します。
検査後に、急性副作用や合併症が発生した場合には,症状に応じて対応いたします。蕁麻疹などの副作用は、造影剤投与後数時間から数日後に現れる場合があります。帰宅後に上記副作用が発生した場合には当院:0138-43-2000(代表)までご連絡ください。
- 平日(8時30分~17時15分まで):依頼科外来へ連絡
- 上記時間以外、土、日、祝日:救命救急センターへ連絡
条件付きMRI対応デバイス植え込みしている患者さんへ
当院は条件付きMRI対応型デバイス埋め込み患者さんの検査対応可能な認定施設となっております。安全に検査を施工するために手帳・MRI対応カードの携帯・提示をお願い致します。
検査当日は、検査実施前にペースメーカーのモード設定をMRI検査実施可能なモードへ設定変更する必要がありますので検査予約時間の30分前に12番受付にお越しいただくようお願い致します。