透析患者さんに対するTAVIが可能になりました
当院は2023年8月から、透析患者さんに対する経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)の治療を開始しました。
透析患者に対するTAVIは認定された医療機関のみで実施されています。
TAVIは、心臓弁膜症の一つである大動脈弁狭窄症の患者さんに対して行われる治療です。
透析患者さんは、動脈硬化や大動脈弁狭窄症を発症しやすい傾向に多くあり、手術に対する合併症のリスクが高いため、手術を控える方が多くいました。
しかし、TAVIによる治療は合併症のリスクが低いため、透析患者にとって希望が持てる治療となります。
これからも多くの患者さんに安全に治療が提供できるように、循環器内科と心臓血管外科によるハートチームで取り組んでいきたいと思います。
TAVIの詳細は下記の特設ページをご参照ください。